かーふぁライフ

コーヒーと時々紅茶のシンプルな生活

難しい浅煎りコーヒーを淹れる時の工夫

 

ハンドドリップはコーヒー抽出の中でも、おそらく一番メジャーな淹れ方だと思います。

 

ところで浅煎り豆をハンドドリップした際に、中煎り豆や深煎り豆と何か勝手が違うと感じることありませんか?

 

同じ豆の量と湯量で抽出しても、出来上がるまでに時間がかかる。

それらを解決するのに個人的にしていることを書いていきたいと思います。

 

f:id:caafa:20200727233729j:plain


 

 目次

 

 

浅煎りコーヒーを淹れる時の工夫

 

 

浅煎りコーヒーを淹れるのは難しい

 


f:id:caafa:20201004160328j:image

f:id:caafa:20201004160332j:image

左が浅煎りで右が深煎りをドリップ後のコーヒー粉

ハンドドリップのイメージとして、抽出し終わるとドーナツ状のコーヒー粉の層が出来あがるのを想像するかと思います。

 

きれいにドーナツ状の層が出来た時は気持ちよくコーヒー淹れれたなーと感じるものです。

 

ドーナツ状になると見た目もきれいで、しばらく捨てずに眺めていられます。

 

しかし、これは主に中煎り豆以上で焙煎したコーヒー豆の話。

浅煎り豆ではこのようなドーナツ状の層は基本的に出来ません。

周りに粉がこびり付いてるような絵になります。

 

コーヒー豆はコーヒーノキからなる実で、もちろん植物なので水分を含んでいます。

 

このコーヒーの実を焙煎という工程で火を通すことにより水分も蒸発していくのです。

 

浅煎り~中煎り~深煎りと徐々に火を通す時間が長くなります。

当然、火を通す時間が長いほど水分は多く蒸発されます。

 

浅煎り豆は火を通す時間が短い分、豆の中の水分がまだ多く残っているということになります。

それがいざドリップした時に影響が出るのです。

 

浅煎り豆をドリップすると起こりやすい事

 

 

根詰まりする

 

f:id:caafa:20201004160129j:image

浅煎りでお湯だまりになったドリッパー

 

コーヒー粉にお湯を注いでも中々浸透せずに、ドリッパーから下のサーバーに落ちない

ドリッパーの中で、まるで雨の日の水たまりのように溜まってしまう。

言ってみれば根詰まりしている状態です。

炭酸ガスの発生量が少なく粉のふくらみが出来ないので、お湯が通過していく空間が生まれないのです。

 

そして深煎り豆と浅煎り豆の違いでよく言われるのは、豆に含まれる水分の比重の違いです。

深煎り豆は前述のように、よく火を通しているので水分が蒸発して比重は小さくなります。

一方の浅煎り豆は水分が多く残っている分比重が大きくなります。

その結果、コーヒー粉はドリッパー底に沈みやすくなり根詰まりの原因となるようです。

 

抽出時間が長いほど、コーヒーの味が濃く抽出されます。

当然、湯溜まりが出来ると抽出に時間がかかって過抽出となってしまう可能性が出てきます。

そんな作るのに時間がかかりすぎた浅煎りのコーヒーは酸味が強すぎて、最後まで飲み干すのがつらいものとなるでしょう。

 

 

 

 

浅煎りコーヒーを淹れる時の対策

 

ドリッパーはハリオV60を使用

HARIO(ハリオ) V60透過ドリッパー02セラミックW 食洗機対応 1-4杯用 ホワイト 日本製 VDC-02W

 

多くのドリッパーが販売されていますが、その中でもハリオV60は浅煎りコーヒーの抽出に向いています。

リブが全体にわたり備わり空気の抜けがよく、素早くお湯が浸透していくという特徴があるからです。

お湯がドリッパーを抜けにくい浅煎り豆にあって、このハリオV60はとても相性のいいドリッパーと言えます。

 

 

 

 

コーヒー粉の挽き目を変える

 

 

普通、ハンドドリップ時の豆の挽き目は中細挽き~中挽きになりますが、これが浅煎り豆の場合必ずしもベストではありません。

ただでさえ下にお湯が浸透しにくい浅煎り豆です。

粉の挽き目が細かいほどお湯は下に通過しにくくなりますので、対策として少し粗目に挽き(中挽き以上やや粗挽き目)、お湯がコーヒー粉を通過しやすくします。

 

そうすることで、ドリッパー上で湯だまりが起こる可能性を減らすことが出来ます。

 

攪拌抽出を行う

 

 

浅煎りコーヒーを扱うコーヒーショップでも行われることがある攪拌ドリップ。

名前の通り、ドリップ時にコーヒー粉を混ぜるという抽出方法です。

「そんな事していいの?」と最初は思ってしまいますが、コーヒーのプロ達でも行う列記とした一つの淹れ方です。

浅煎りコーヒーが主流になった現在だからこそ、出来上がった産物ともいえるでしょう。

 

混ぜ方は、お湯を注いだ後スプーン等で軽く混ぜ合わせるorドリッパーをトントンとたたきながら抽出するやり方があります。

 

浅煎り豆はお湯が浸透しにくいと先の説明でもありましたが、こうすることで注いだお湯が下に浸透していくのを手助けすることになります。

 

逆に言えば深煎りではできない、浅煎りだからこそできる抽出方法とも言えます。

きれいに淹れたいという思いは捨ててしまいましょう。

  

コーヒープレス(フレンチプレス)を使用する

 

 

そもそもハンドドリップではなくなるのですが、違う抽出器具で淹れるのもひとつの手です。

 

その中でもコーヒープレスであれば根詰まりの心配がそもそも起きません

味も安定して抽出できることに加えて香りが抜けにくいという特徴もあり、浅煎り豆の本来の酸味や香りを引き出しやすいと言えます。

 

工夫して美味しい浅煎りコーヒーを

 

浅煎りコーヒーは難しい。

深煎りコーヒーを淹れる時とは別物。

でも、これもコーヒーを淹れる楽しさだと思います。

自分の納得のいく味で淹れるための試行錯誤は、コーヒーの奥深さであり浅煎りコーヒーはこういったドリップの技術を高めてくれる存在だとも思います。

 

 

今回もご覧いただき有難うございました。

 

 

caafalife.hatenablog.com

 

 

caafalife.hatenablog.com