こんにちは かーふぁです。
今日はコーヒー豆の産地について記事を書こうと思います。
第一回はブラジルです。
もうコーヒーの産地としては定番ですね。何といってもコーヒー豆生産量世界第一位ですし、消費量でもアメリカに次いで2位になります。
世界の生産量からしても、約3割がブラジル産コーヒーで占めています。
「コーヒーといえばブラジル」と、もはや代名詞のようにもなっています。
ブラジルのコーヒー豆
ブラジルはどんな国?
ブラジルは南米に位置する国で国土も南米一広くコーヒー農家も非常に多い国です。
ブラジルの都市といえば、オリンピックも行われたリオデジャネイロが有名ですが
首都はブラジリアという小さな首都として作られた計画都市になります。
大きいのは国土だけでなく、人口も2億人を超え世界第6位となっています。国土と人口と適した気候がありコーヒー生産量が多いわけです。
スポーツはサッカーが1番人気で2番目がバレーボールといずれも世界ランク上位国です。
また、その人口の多さと発展も伴い世界経済的にはBRICSという位置付けで、
注目される反面、貧富の差が激しいことでも知られています。
他の国としての特徴はスポーツや、有名なリオのカーニバルを映像で見ていただくと分かりますが、人種が多種多様で白人・黒人・混血・インディオのようなアジア系に近い人もいてアメリカのように他民族国家となっています。
そのような事もあり、ブラジルで使われる言語はなんと200以上!
私たちのような日本語一つの国から考えると、想像が付きにくいですね。
これは、15世紀からのポルトガルの植民地だったのが、影響しています。
ブラジルのコーヒーの歴史
18世紀頃にブラジル北部にコーヒーが持ち込まれたのが始まりで、そこから
わずか100年足らずで、その広大な土地を生かし生産量が世界1位になり
今に至ります。
コーヒーの種類で言えば、約70%がアラビカ種で残り30%がロブスタ種になります。
その土地柄、熱帯雨林や高原が多いこともあり、比較的他国より低地での栽培が
多いのが特徴で、小粒な豆を多く栽培しています。
また、収穫した豆の加工方法としてナチュラル(N)と呼ばれる自然乾燥式が
中心なのも特徴です。ただ、この方法だと異物や欠点豆が多いのが難点なので、
徐々にパルプド・ナチュラルと呼ばれる乾燥方法でより品質の高いやり方に
変更していっている様です。
ブラジルの豆の特徴
ブラジルのコーヒー豆は、一言で日本人に好まれる味となっています。
サイズの小さな豆が多いこともあり、焼き過ぎない浅煎りから中煎りが適していますが
品種も多く栽培されているので、深煎りに耐えれる豆もあります。
酸味・苦味・コクと非常にバランスが取れているのが特徴で、深煎りで飲んでも
後味がスッキリしています。そのため初心者や苦いのが苦手な方にもおすすめできる豆です。
流通量も多く、豆を買える場所も飲める機会も多いので、日本のコーヒー文化
に深く根付いた豆になっています。
また、そのクセのなさからブレンドの材料として使われる事も多いです。
日常的にお目にすることが多い豆ですので、まずコーヒー入門として飲まれるのも
いいですし、コーヒー通の方でも満足するバランスのいい味わいはブラジルの豆の良さだと思いますが如何でしょうか?
今回もご覧いただき、有難うございました。