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コーヒーと時々紅茶のシンプルな生活

【コーヒーベルト】コーヒー栽培が出来る地域は世界のどこ?

 

コーヒーと言えば、どこで作られているイメージでしょうか?

 

ブラジルやコロンビア・ケニアあたりが日本では有名ですかね?

 

これらの国の共通点は、日本より南の暖かい国であり、実際のコーヒー産地へのイメージと同じだと思います。

ヨーロッパや北米のイメージはないですよね。

 

そんなコーヒーを生産している地域は、緯度で見てみると、一つの帯の中に収まっているんです。

 

それをコーヒーベルトと呼びます。

 

そんなコーヒーベルトに属するのはどのような環境の国でどんな国があるのか?

 

また日本は含まれているのでしょうか?

 

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目次

 

 

コーヒーベルト

 

 

コーヒーベルトとは?

 引用元:https://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/flow/know_02.html

 

コーヒーベルトは赤道を挟み、北緯25度・南緯25度の地域がコーヒー栽培に適した地域としてあてはめられて呼ばれています。

気候帯は熱帯・亜熱帯地域に属し土壌等も含めてコーヒー栽培に向いている地域です。

 

実際のコーヒー栽培もほぼ、このコーヒーベルトと呼ばれる範囲内で栽培されています。

 

だからと言って、この緯度に属していても涼しい地域ではやはり育ちません。

コーヒーが育つには、大きく環境に左右されます。

 

コーヒーベルトの中でも、コーヒー栽培に特に適している環境は、平均気温が15~25℃で、標高が900~2.000mの地域になります。

 

また、年間雨量も1.300~1.800mmで生育期によく雨が降り、収穫する時期には乾燥している雨季と乾季の存在している地域が望ましいんです

 

この他にも、肥沃で水はけの良い土壌が必要になってきます。

ですので、コーヒーは火山灰地域のような土壌での栽培が多くなっています。

 

後は太陽光もいるのですが、あまりに強い日差しはダメで、よくコーヒー農園ではシェードツリーと呼ばれる、わざと直射日光から守る木を植えてたりします。

 

環境面だけではなく、生育は豆の種類によっても異なります。

コーヒーの品種といえば、アラビカ種とロブスタ種の2つに大きく分かれます。(リベリカ種と言う品種もありますが、ほとんど現在栽培されていませんのでここでは省きます)

 

ロブスタ種はアジア地域で多く栽培されており、主に缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料となるコーヒー豆の種類です。

 

一方のアラビカ種はハンドドリップ等、主に家やお店で淹れる時に使われるコーヒー豆です。

スペシャリティーコーヒーに代表されるものはこのアラビカ種になります。

 

ロブスタ種は、環境の変化に強く標高が1.000m以下の熱帯地域でも育つことが出来ます。

その一方で一般的に環境の変化にデリケートなアラビカ種は標高1.500~2.000mの高地でないと育つのが難しい品種です。

 

このように病害虫に強くしたり、気候の変化に対応するためにコーヒー豆の品種改良も行われてきましたが、以前コーヒーがデリケートな作物であることに変わりありません。

 

 

 

コーヒーベルト内にはどんな国があるの?

 

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ご覧の通り、日本より緯度の低い地域なので、主に中南米・東南アジア・アフリカが主な栽培地域になります。

 

その中でも比較的、農業従事者の多い地域で国策のようにしてコーヒー栽培が行われている地域が多いです。

例えば経済的に、他に生計を立てる産業のあるオーストラリア(北部地域)や石油の取れるサウジアラビア等はコーヒーベルトにかかる地域ですが、コーヒーの栽培には力を入れておりません。

コーヒー栽培はどちらかと言えば、経済面で言うところの発展途上国に多いです。

 

少し変わったところで言えば、北緯25度の北限にあるアメリカはハワイでもコーヒー栽培が行われているような所もあります。

 

コーヒーノキは持ち込まれた

 

そしてコーヒー栽培の盛んな国は、南米を中心にもともとヨーロッパ諸国の植民地であった国という共通点があります。

アジア地域で言えば、インドはイギリスですしインドネシアはオランダの植民地でした。

 

コーヒー栽培のきっかけの多くが、ヨーロッパ人が自分たちの植民地地域にコーヒーの苗を持ち込んだことからスタートした国が多いのが特徴です。

 

持ち込んだと言うことは、要するにコーヒーベルトの範囲内のどの地域にもコーヒーが自生していたわけではなく、植樹したものなんです。

 

コーヒーノキ自体は、アフリカのエチオピアが原産と言われています。

たった一か国地域で自生していたコーヒーノキが、これだけの国で育てられるようになったんですね。

 

そして最近では、中国の雲南省等の中国産珈琲豆も出てきています。

まだ、生産量は少なくコーヒーがお金持ちの遊びのように作られていますが、品質も良く高値で流通しています。

 

このように今でも、コーヒー豆新興国として新たな産地が出てきているんです。

 

 

日本はコーヒーベルトに入るのか?

 

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上記のコーヒーベルトの地図を見て、「もしかしたら日本も入ってるんじゃない?」

 

コーヒーベルトの北緯25度地域に日本が含まれているのか?ですが、ギリギリ入るか入らない辺りに沖縄や小笠原諸島が入るようです。

 

沖縄といっても沖縄本島ではなく、さらに南に位置する八重山諸島と呼ばれる地域です。

石垣島西表島などで、有名ですね。

 

もう一つが、都道府県としては東京都になる小笠原諸島があります。

こちらも、コーヒーベルトにギリギリ含まれるか含まれないかの地域になります。

 

しかし、初めにもあったようにコーヒーベルト付近に位置するからと言って、それだけでコーヒー栽培が上手くできるわけではありません。

 

沖縄も小笠原諸島もコーヒー栽培に重要な雨は比較的多いですが、雨季と乾季に分かれていない点や、台風の通り道になることが多く厳しい環境化にあるんです。

 

加えて沖縄も小笠原諸島も小さな島々で成り立ち、標高の高い山も存在しないため特にアラビカ種の栽培には難しい環境です。

 

沖縄で一番高い山は石垣島にある標高503mの山です。低い地域で栽培可能なロブスタ種の基準にも入っていないんです。

(ちなみに小笠原諸島の最高峰は秘境として上陸すらままならない、無人島の南硫黄島にある916mです)

 

国産コーヒー

 

しかし、大規模な栽培は行われていないものの小規模では、沖縄で農家さんの努力もありコーヒー栽培が行われ実際に成功してるんですよ。

沖縄産(国産)のコーヒーってあるんです。

 

実はハワイコナで有名なハワイのコーヒーもコーヒーベルトの北限に含まれるものの、標高の高い地域で栽培されているものではありません。

コーヒー栽培に適していると言われる火山灰土壌や気候が中米の高地に似ていることもあり、生産量は少ないですが良質なコーヒー豆を生み出しているんです。

 

それにしても国産コーヒーとか夢がありますよね。

 

他のコーヒー生産国と同じように国名である日本とか、はたまた地域名の沖縄とかがコーヒー豆のブランドになるんですかね?

 

ただ、お値段の方は日本では人件費がかかりそうですし、お肉のように高級路線にはなりそうですね。(コーヒー輸出国とまではならないかなー?)

 

まだまだ市場には、ほとんど出回っていないですが、いずれはハワイコナのように日本産コーヒーとして味わえる日が来るのでしょうか?

 

今回もご覧いただきありがとうございました。