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産地別 コーヒー豆の特徴

 

コーヒーは北緯25度南緯25度のコーヒーベルトを中心に、栽培されています。

 

その中でも大きく分けるとコーヒーの栽培地域は大きく分けて4つになります。

 

それが、南米地域と中米・カリブ海地域・アジア地域とアフリカ地域の4つです。

 

もちろん産地によって違いが細かく分かれるのですが、これらの4地域によってコーヒー豆の特徴に一定の特徴があるものなんです。

 

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目次

 

 

産地別 コーヒー豆の特徴 

 

 

アジア地域のコーヒー豆

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代表的な産地 インドネシア・ベトナム・インド

 

アジア地域のコーヒー豆の特徴としては、ロブスタ種(カネフォラ種)の栽培が盛んなことです。

もちろん、アラビカ種の栽培も行われていますが、半数以上がロブスタ種の栽培で占められています。

世界全体のロブスタ種とアラビカ種の比率が4:6ということを考えれば、非常に多いですね。

 

その理由は、さび病の流行に伴ってアラビカ種が壊滅的な打撃を受けたからです。

さび病は他の植物でも発生する病害ですが、コーヒーにはコーヒーさび病というものがあります。

アラビカ種は高品質な味や香りを出しストレートで飲むことが出来るため価値が高いのですが、ロブスタ種と比べて栽培環境が限られる事や、病害虫に弱いという農業者にとってはネックな部分があります。

 

一方のロブスタ種というのは、アラビカ種よりも栽培環境を選ばずに、しかも病害虫にも強いという利点があるのです。

 

その結果、インドを中心にアラビカ種がさび病により壊滅した後に、植え替えられたのがこのロブスタ種ということになります。

 

特にベトナムはコーヒー生産量が世界第2位にも及ぶ一大産地なんですが、9割がロブスタ種の栽培です。

そして世界全体のロブスタ種の栽培の約4割にもなるロブスタ種の国でもあります。

ですので、普段コーヒー産地として見かけることはほぼないのではないでしょうか?

 

それは、ロブスタ種のコーヒーの利用方法はインスタントコーヒーや缶コーヒーにリキッドコーヒー等の原料として使われることになります。

お店でコーヒーを飲むときに豆の種類は国名がそのままブランドとなっていることも多いため、そのようなコーヒーは頭に残りやすいのです。

しかし、ロブスタ種のコーヒーはハンドドリップなどの手で淹れるコーヒーには不向き。

その強い苦みと渋味を抑えるためにはインスタントや缶コーヒーに転用されるため表立って豆の産地として知る機会が少ないでしょう。

 

このような理由からもアジアのコーヒー豆はお店で見かけることが少ないこともありあまり有名な産地にはなっていません。

 

 

 

しかし、生産量だけで見ればベトナムが第2位・インドネシアが第3位・インドが第8位と非常に多いことがわかります。(2018年時点)

 

ちなみにアジア地域のアラビカ種でブランドとしても有名で人気のあるのは、インドネシアのマンデリンやインドのモンスーンではないでしょうか?

 

アジアのコーヒー豆は味のバランスよりも強い苦みと芳香さを持つ豆が多いのが特徴です。

 

アフリカのコーヒー豆

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代表的な産地  エチオピア・タンザニア・ケニア

 

アラビカ種の栽培が盛んですが、アジア地域のようにロブスタ種の栽培も盛んです。

日本では表立ってコーヒー産地として有名ではなくても、コーヒーベルトの範囲内でコーヒー栽培の盛んな国はいくつもあります。

 

例えば、コートージボアールやウガンダ等がそれにあたります。

 

ただ、これらの国の多くはロブスタ種の栽培が中心で、よく目にすることになるアラビカ種の栽培国はアフリカでも東側地域多いのが特徴としてあります。

 

アフリカのコーヒー豆のイメージはモカに代表されるように、フルーティーで柑橘系のフレーバーを持ち合わせる酸味豊かなコーヒーではないでしょうか?

 

コーヒー豆の焙煎も深煎りにする事より浅煎りにすることでコーヒー豆本来の香りや酸味を引き立たせて飲まれることが多いのが特徴です。

 

エチオピアのイルガチェフや、タンザニアのキリマンジェロは有名なブランドですが、

いずれも浅煎りで酸味を引き出すのが定番になっています。

 

アフリカの代表的な産地で、傾向が異なるのがケニアのコーヒー豆です。

アフリカのコーヒー豆が酸味が特徴的な豆が多い中、ケニアのコーヒー豆は深煎りにして適度な苦味と特徴のある甘味を味わうように淹れることが多いのが特徴です。

 

 

南米のコーヒー豆

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代表的な産地    ブラジル・コロンビア・ ペルー

 

コーヒーと言えば、南米。コーヒーと言えばブラジルというイメージする人多いと思います。

 

実際に牽引役はブラジルで、世界のコーヒー豆生産量の1位がブラジルであり、世界全体の生産量で見ても3割から4割にもなります。

 

その他も第4位にコロンビア・第8位にペルー等、全体的にもコーヒーの生産量が多く国の重要な農産物にもなっています。

その一方でアルゼンチンやチリに代表されるようにコーヒー栽培に力をいれていない国も多いんです。

 

栽培種はロブスタ種も一定の栽培が行われていますが、アラビカ種の栽培が中心です。

 

焙煎は中煎りから深煎りまで幅広く、味は比較的バランスがとれているものが多いです。

その特徴もあり、よくブレンドとして使われることが多くなっています。

市販のコーヒーのブレンド豆を見ても産地の多くは、やはり中南米産ですね。

 

中米・カリブ海のコーヒー豆

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代表的な産地   メキシコ・ジャマイカ・グァテマラ

 

 

陸続きだったり海域も近く南米と同じ地域にも感じますが、特性上分けました。

中米とカリブ海地域だけでも分けれるくらい、この地域のほとんどの国が世界的なコーヒー生産国なんです。

 

メキシコを除くと、小さな島から成り立ち国土の狭い国が多いのですが、昔からヨーロッパ諸国の植民地だった背景や、栽培環境も良いのでコーヒー栽培は一大産業となっている国が多いのが特徴です。

 

そしてカップオブエクセレンス(COE)と呼ばれる、コーヒー界でも最も権威のある賞の常連国でもあります。

そのような事もありアラビカ種の栽培が中心です。

 

中米・カリブ海地域のコーヒーは個性が強くバラエティに富んでいるものが多いです。

 

有名どころであれば、ジャマイカのブルーマウンテンは日本でもおなじみの高級豆。

他にも一大旋風を起こしたパナマのゲイシャ種(原産はエチオピア)などの高級品種の産地です。

 

他にもエルサルバドルのパカマラ種やニカラグアのジャバニカ種は独自開発の品種として日本でもよく見られる特徴的なコーヒー豆です。

 

これだけ多くの国がコーヒー生産をしているので、味もバラエティに富んでいるのですが、苦味や酸味よりもカカオやチョコレート系統のフレーバーに例えられる事が多いのが中米・カリブ海のコーヒー豆の特徴です。

 

まとめ

 

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このように、国や農園ごとで味に違いがあるのは当然ですが、ある程度地域ごとに味の特性はあります。

 

お店でコーヒーを注文する時の味の判断基準として知っておくと、あまりコーヒー選びに失敗する事はないと思います。

昔はブレンド一択のお店も多かったかもしれませんが、最近はシングルオリジンと呼ぶ

単一豆で飲める機会が増えています。

豆のブランドで選ぶのが定番です。

 

正直ちょっと、メニュー表の豆の名前の下を読みながら考えるのって少し手間に感じませんか?

 

取りあえず味の冒険したくない→南米のコーヒー バランスのブラジル

 

コーヒーらしい苦味が好き→アジア地域のコーヒー 芳香さを持つインドネシア

 

苦味は苦手→アフリカのコーヒー 酸味のあるエチオピア

 

こんな具合に悩んだときは単純判断もアリだと思います!

 

 

今回もご覧いただき有難うございました。

 

 

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