こんにちは かーふぁです。
今日はアメリカの豆について記事を書きたいと思います。
アメリカといってもハワイのコーヒーといった方が良いでしょう。
アメリカといえば、コーヒーの消費量は堂々世界第一位で、アメリカンコーヒー
やスターバックスに代表されるシアトル系コーヒーに、近年の新たな流行の波
サードウェーブコーヒー等、コーヒー文化の発信拠点にもなっています。
しかし、アメリカは消費側だけではなく、生産側でもあります。
それが、ハワイに代表されるコナコーヒーなどです。
ハワイ(アメリカ)のコーヒー
ハワイはどんな地域?
ハワイと言えば、日本では昔から海外旅行の定番です。アメリカ本土からは遠く
離れ、別の様相を醸している感じがあります。
これは、すでによく知られた話ですが、ハワイは元々アメリカではありませんでした。
どこにも陸続きではなかったハワイ諸島に人は住んでいなくポリネシア人が
海を渡って定住したといわれています。ハワイの人々が白人だけではなく
オセアニア諸国の人々の特徴を持った人が多いのは、そのためです。
そこから長らく国としての定義になる島ではありませんでした。
19世紀初頭に初めて国として統一されハワイ王国として統治されます。
しかし、徐々に白人社会が介入し1898年にアメリカに併合、昔からの王国はなくなってしまいます。
そして1950年に正式に50番目の州としてアメリカ合衆国の一部になります。
意外に州として認められたのは最近の話で、
日本との太平洋戦争の時期にはまだ正式な国の一部ではなかったのですね。
ハワイのコーヒーの歴史
ハワイといえばハワイ・コナと呼ばれる一番大きな島、ハワイ島コナ地方のコーヒーをまず思い浮かべるのではないでしょうか?
むしろ、それ以外あるの?といった感じですね。
本格的なコーヒー栽培もコナ地方から始まります。
それまでも何度か中南米よりコーヒーノキがもたらされ、栽培されたようですが、
商用になるまではいきませんでした。そんな中でコナ地方のコーヒーは脚光を
浴びます。
そもそもコナ地方はコーヒーベルトに属していますが、コーヒー栽培に適した高地では
ありません。
それでも良質な豆を生むのは、火山灰の肥沃な土壌と寒暖差が生み出したものです。
条件は中南米の国の高地に匹敵する環境を誇ります。
ですが、狭い範囲でしか栽培されておらず、流通量が大変低くなっているのが
少し残念なところです。
ハワイのコーヒーの特徴
コナ地方以外でもコーヒー栽培は行っていますが、国外にも流通するのはコナコーヒー
となるでしょう。このコナコーヒーは高級品になり、ブルーマウンテンや
キリマンジェロと同等の扱いを受ける三大コーヒーの一つです。
何度か店で売っているのを見たことはありますが、概ね通常の産地の豆
より2.3倍はするであろう相場で売られています。
その特徴は柑橘系を思わせるフルーティーさと独特の香りでティピカ種に代表される
酸味を備えています。
ちなみに豆の格付けは上位より
スクリーンサイズ 欠点豆の数
エクストラファンシー 7.54mmより 10粒以下
ファンシー 7.14mmより 10粒以下
No.1 6.35mmより 20粒以下
セレクト ー 重さの5%以下
プライム ー 重さの25%以下
の五段階になっています。
このハワイのコーヒー豆は高級で希少品ではありますが、
私は割と三大コーヒーの中ではコーヒー店で見かける豆のような気がします。
三大コーヒー豆の一つコナコーヒー、一度は飲んでみたいと思いませんか?
今回もご覧いただき有難うございました。