かーふぁライフ

コーヒーと時々紅茶のシンプルな生活

コーヒーのサードウェーブの一つ前 セカンドウェーブとは?

 

今や耳なじみにもなったサードウェーブというコーヒーにおける流行の流れですが、もちろんそれ以前のファーストウェーブやセカンドウェーブも存在しました。

 

前回は、その中でファーストウェーブについて記事を書きましたが、続きと言う事で今回はセカンドウェーブについて記事を書いていきます。

 

 

目次

 

 

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コーヒー サードウェーブの前の世代 セカンドウェーブとは?

 

 

ファーストウェーブのおさらい

 

 

ファーストウェーブは、コーヒーの大量消費というのがポイントです。

それまで鮮度と言う問題があり、コーヒーを産地以外の国で飲むことができなかったのが真空パックや新しいコーヒーの技術により可能となります。

今でも定番のコーヒーの飲み方であるインスタントコーヒーや缶コーヒーが登場したのもこのファーストウェーブ期になります。

しかし、一方で大量消費がコーヒー自体の質の低下を招くこととなりました。

この時期のコーヒーは「質より量の時代」だったと言えるかもしれません。

 

 

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セカンドウェーブとは?

 

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ファーストウェーブに続く次のブームが、セカンドウェーブです。

セカンドウェーブの発信地、これもファーストウェーブに引き続きアメリカにて潮流が起こります。

時代で言えば1970年ごろから始まりました。

 

それまでのコーヒーに求められた「量から質を求める時代」へと移行していきます。

それは、今やだれもが知っているであろうコーヒーチェーンである、スターバックスコーヒーの登場によるところが大きいです。

コーヒーと言えば、苦い飲み物。しかも今のサードウェーブの流れのようにスペシャリティーコーヒーのような特別な味が提供されていわけではありませんでした。

 コーヒーは愛飲家はいれど誰でも飲むものでは決してなかったと言えます。

 

コーヒーは機械による抽出ですが、良質なコーヒー豆を使っていることもあり今までより気軽に美味しいコーヒーが飲めるようになりました。

そしてコーヒーの飲み方も今までブラックコーヒーが主流だった時代から、新しくエスプレッソやカフェラテ等のバリエーションのあるコーヒーの飲み方が浸透していきます。

そんな中で、カフェラテ等のいわゆるアレンジコーヒーの普及はそれまでコーヒーを飲まなかった層をも取り込むきっかけになったと言えます。

 

そして、コーヒー豆の産地や品種による味の違いなども同時に認知されていくようになります。

これによりコーヒーとは安かろう悪かろうから、美味しい飲み物と言う事が再確認されたと言えます。

 

そもそもシアトル系コーヒーとは?

 

 

シアトルは場所で言うとアメリカの西海岸に位置し、カナダに国境を面するワシントン州にある都市です。

ちなみにアメリカの首都ワシントンD.Cとは全く別の場所にあります。

 

シアトル系コーヒーに代表されるコーヒーチェーンと言えば、スターバックスやタリーズにシアトルズベストコーヒーあたりが日本でもメジャーだと思います。

これらのコーヒーチェーンはいずれも、名前にある通りシアトル発のコーヒーチェーンになっています。

  

アメリカのコーヒーの飲み方と言えば、それまで浅煎り豆を使った(少し前のアメリカンコーヒーのような)酸味のあるコーヒーでした。

一方で新しいシアトル系コーヒーの特徴は、深煎り豆を利用したラテやマキアートのようにエスプレッソをベースにした飲み方です。

 

このシアトルという地は、アメリカでも最もコーヒーの需要が高い地域になります。

そんなシアトルはカナダに国境を接していることからも分かる通り、とても寒い地域でもあります。

そして昔から漁師の町として発展したこともあり、海に出て冷えた体を暖かいコーヒーとたっぷりのミルクで飲むというラテスタイルが好まれたことが、今のシアトル系コーヒーの源流になっています。

 

実際にスターバックス等のシアトル系と呼ばれるコーヒー店に行くと感じれますが、コーヒーを看板にしながらもラテが中心に添えられた店だということが分かります。

 

ところでカフェラテ等はアメリカのシアトル発ではなく、これらのアレンジメニューはイタリア発のアレンジメニューであります。

それでもシアトル系コーヒーはラテ類を添える販売形態です。

 

しかし厳密に言えば、イタリアの飲み方とは異なります。

例えば、よくレジカウンター沿いに置かれたエスプレッソマシンを見たことはあるのではないでしょうか?

この場所に置かれているのはラテアート等、お客さん側にも見えるように置き、そして会話しながらコーヒーを楽しむと言うのがシアトル系の特徴です。

 

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イタリアではエスプレッソマシンの置き場は関係はなく、バリスタがお客さんと背を向けているのもよくある光景のようです。

 

また、イタリアではコーヒーの量は基本ワンサイズ。

今では当たり前の事のようですが、シアトル系はカップのサイズを選べるというのが特徴なんです。

 

その他にもイタリアでコーヒーと言えばバルと呼ばれる小規模のお店に入り、その場ですぐに飲んで出ていくような光景がありますが、シアトル系はテイクアウトとして持って帰る事も出来るようになっています。

 

このようにそれぞれ文化の違いはありますがシアトル系コーヒーが、より手軽さや会話等を重点に置いているのも面白いところですね。

 

 

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そしてコーヒーは飲み方だけではなく、飲む場所も変化していきました。

日本でスターバックスが初めて進出したのは1996年のことです。

シアトル系に代表されるように、流れは喫茶店からカフェ主体のお店が人気を博していくこととなります。

 

このことで、特により若い世代にコーヒーが親しまれるようになったとも言えますね。

 

喫茶店の減少

 

 

日本で、このセカンドウェーブにおけるカフェブームは同時に喫茶店の衰退を招く一つの要因にもなりました。

それまでの日本ではコーヒーを外で飲む場所と言えば、やはり喫茶店でのコーヒーでした。

 

もちろんファーストウェーブから続くインスタントコーヒーや缶コーヒー等で家庭でも簡単にコーヒーを飲むことができるようになったことも大きいです。 

そこにシアトル系コーヒーの進出により、若い世代を中心に客足はカフェに流れていったこともあって、一時最盛期の全国の喫茶店の数は15万件あまりあった数が、現在では約7万件と半数以下の数にまで減ってしまったのです。

喫茶店は個人経営が多い事も背景にあったでしょう。

人が集まる中心地に多くの店舗を構える、そんな外資勢力の店舗展開に不利な状況になりました。

 

 

現在のコーヒーブームの主流であるサードウェーブの流れから、喫茶店が得意とする自家焙煎や手で丁寧にコーヒー淹れるハンドドリップが再脚光する形となりました。

このような事もありコメダ珈琲のような喫茶店の流れを汲むチェーン店も増えてきましたが、依然厳しい状態が続いています。

 

 

まとめ

 

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セカンドウェーブの流れを見てわかるのは、今でもスタバ中心にセカンドウェーブは続いていると言えます。

サードウェーブのコーヒーを楽しみながらも、私達がセカンドウェーブに代表されるシアトル系コーヒーも味わっているのが現在だと思います。

 

それだけコーヒーの飲み方のバリエーションが増えて豊かになったとも取れますね!

 

今回もご覧いただき有難うございました。

 

 

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