こんにちは!
今回はタンザニアのコーヒー豆について記事を書きたいと思います。
タンザニアのコーヒーと言うよりは、キリマンジャロの方が、名が通っているのではないでしょうか?
そんなキリマンジャロは世界三大コーヒーの一つになります。
目次
タンザニアのコーヒー豆
タンザニアってどんな国?
タンザニアはアフリカ東部に位置し、隣国にケニアやブルンジ・ルワンダ等、
アフリカでもコーヒー栽培の盛んな地域にあります。
面積は日本の約2.5倍でその広大な土地に、コーヒーでも有名なアフリカ最高峰の
キリマンジャロ山を有し、その広大な半砂漠地帯は野生動物の宝庫となっています。
その一方でキリマンジェロ山の標高は5.832mにもなります。
そのような事もあり、暑いアフリカのイメージでしかも赤道直下に位置しながらも、ケニアにあるケニア山と共に万年雪が積もる程の積雪があります。
アフリカの他の地域と同じく、昔からヨーロッパ諸国の植民地になっておりイギリスを
初めポルトガル・ドイツ・オマーン等たびたび統治化が変わった国です。
独立することとなったのは、1961年で当時のタンザニカという国名によるものです。
その後、1963年に独立を果たしたザンジバルとの合併により誕生したのが、1964年
で今のタンザニアになりますが、歴史的にも政治的にも大きく異なっています。
そんなタンザニアですが、経済規模はアフリカでもケニアに次ぐ2位となっております。
もともと農業を中心に経済成長を続けていましたが、近年は天然ガスの開発を中心に
金を中心とした鉱山資源も多く、これからの経済発展が見込まれる国となっています。
また観光としては、なんといっても壮大な草原に多くの野生動物が生息する国立公園はサファリのメッカとして有名です。
普段、動物園で飼い慣らされた動物ではなく、
サファリカーに乗って見る野生の動物は迫力間違いないでしょう。
タンザニアのコーヒーの歴史
コーヒーがタンザニアで初めて栽培されたのは約300年前と言われていますが、本格的に
栽培が始まったのは1890年頃からです。
当時のキリスト教の宣教師がコーヒーを持ち込んだことから始まったと言われています。
タンザニアの北に位置するビクトリア湖近辺や東に位置する最高峰キリマンジャロ
を中心にコーヒーの栽培が行われました。
特にキリマンジャロ山で育てられたコーヒー豆は有名で、その中でも地域としてモシ地区や
アル―シャ地区で生産された豆がキリマンジャロと呼ばれています。
タンザニアのコーヒーの特徴
タンザニアのコーヒーは香りと酸味・コクが濃厚で日本人でも好きな味わいとなっています。
特に香りは柑橘系のフルーティーなフレーバーは後残りもよく、深く煎っても香りが飛びにくいという特徴があります。
豆は比較的大きい粒の豆が多く、焙煎時も中煎りから深煎りまで耐えられるので、深く焙煎するのがベストです。
日本ではキリマンジャロという名前で通っていますが、銘柄名ではありません。
実際にはタンザニアAAというように国名と豆の大きさで格付けされています。
名称 スクリーンサイズ
AA 6.75mm~
A 6.25mm~6.5mm
B 6.15mm~6.25mm
C 5.9mm~6.15mm
その中でも AAとAの中で特に軽い豆をAF
BとCの中で特に軽い豆をTT
と呼びます。
上記のような格付けになっています。
実はキリマンジャロのコーヒーの消費量は、もともと植民地化だったドイツに次ぐ2番目の消費量が日本になっています。
それが示す通り、キリマンジャロの知名度は世界の中でも特に日本で有名なコーヒーです。
ぜひ一度飲んでみたい定番の豆の一つですね。
今回もご覧いただき有難うございました。