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アイスコーヒーの淹れ方の種類【急冷式と水出しコーヒー】


 

  

アイスコーヒー飲む時に、どれも同じと思って飲んでないでしょうか?

確かにアイスコーヒーはホットコーヒーと違って豆の種類で選ぶことがなく、ブレンドの違いはあれど選択肢は、ほぼ1択だと思います。

その代わり淹れ方には違いがあります。

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もともとアイスコーヒーと言えば、日本ではドリップコーヒーを急速冷却するタイプが主流でした。

 

それが、ここ数年で定番になった水出しコーヒー(コールドブリュー)により選択肢が増えたのはコーヒー好きや、そうでない人に取ってもうれしいことです。

 

普段一くくりにしがちなアイスコーヒーですが、どのような淹れ方があるのでしょうか?

 

 

 

 

アイスコーヒーのあれこれ

 

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急冷式アイスコーヒーを氷と攪拌

 

急冷式アイスコーヒーの起源

 

 

ドリップで淹れたコーヒーを氷で冷やして作るアイスコーヒーは急冷式と呼ばれます。

実はこのように氷で冷やして作るアイスコーヒーは、日本生まれの飲み方と言われているんです。

当時は氷で味が薄まることを避けて、瓶に入れたコーヒーを氷で冷やすという作り方だったそうです。

今でいうなら祭り等で氷に冷やしたペットボトルや缶を提供するやり方のようなモノでしょうか。

 

生まれた場所は東京か大阪と二つの説がありますが、おそらく東京の神田で売られていた氷コーヒーというのが起源ではないかと言われています。

 

ちなみに大阪ではレイコー(冷コー)と略されるくらい、昔から喫茶店では定番の商品でもありました。

 

急冷式アイスコーヒーの氷の入れ方

 

急冷式のアイスコーヒーは、氷で冷やすタイミングが主に2パターンあります。

 

1.コーヒーサーバーに氷を入れてドリップと同時に冷やす

 

2.グラスに氷を入れてドリップコーヒーをグラスに注いだ後に冷やす

 

この2つです。

 

1.の場合、たくさんの氷を入れることのできる容量の大きいサーバーが適しています。 

2.の場合だと氷をたくさん入れる大きいグラスを使うとベストだと思います。

 

あえていえば、1.は氷が2.の作り方より多く必要なのが欠点です。

なぜならサーバーにいれる氷とは別に、注ぐグラスにも氷が欲しいからです。

 

でも作り方の違いは、お店による違いだったり好みの問題かと思います。

 

ポイントはどちらもたっぷりの氷を使うことです。

 

水出しコーヒーに比べると苦みや渋みが濃く抽出されるのが特徴です。

苦手な方はシロップを入れるとよりすっきり飲みやすく感じます。

 

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水出しコーヒーの起源

 

 

水出しコーヒーは別名「ダッチコーヒー」とも呼ばれています

ダッチというのは「オランダ人」という意味です。

 

オランダが植民地時代に統治していたのは、マンデリンでも有名な東南アジアのインドネシアです。

もちろんコーヒーの産地として有名なインドネシアですが、作られているコーヒー豆の種類は主に、アラビカ種に比べて苦味や渋みの強いロブスタ種でした。

 

このロブスタ種を本国オランダで持ち帰って飲むやすくするために考案されたのが水出しコーヒーの始まりと言われています。

 

水で淹れることでカフェインやタンニンの抽出を少なくすることができ、苦みや渋みを抑えてすっきりとした味わいになります。

 

といっても、現在のオランダではこのような飲み方は一般的ではないようです。

水出しコーヒー(ダッチコーヒー)はオランダ人がインドネシアで考案した飲み方なので、インドネシアが起源とも受け取れます。

 

コールドブリュー=水出しコーヒー?

 

 

コールドブリューはアメリカが発祥と言われており、サードウェーブと呼ばれるブームと近い形で近年流行した水出しコーヒーです。名前の語源としてはごく浅いとも言えます。

 

作り方に大きな違いはありませんが、アメリカ生まれという名前の由来から考えても、水出しコーヒーとコールドブリューは歴史が違うとも言えます。

 

最初はコールドブリュー(水出しコーヒー)のような読み方だったのも、近年浸透してきたのでコールドブリューだけで通じるようになってきたようです。

 

しかしサードウェーブのアメリカ発祥ということもあり、コールドブリューと呼ばれる水出しコーヒーは総じて浅煎り豆をブレンドし酸味が強めに出ている印象を受けます。

もともと、酸味が少なく苦味がある深煎り豆を使うのがアイスコーヒーのイメージでした。

 

このあたりは喫茶店で飲むような水出しコーヒーと味の違いがあるように感じます。

 

 

水出しコーヒーの作り方の種類

 

 

水出しコーヒーには大きく分けて2種類の淹れ方があります。

それが、浸清式と滴下式(点滴式)と呼ばれるものです。

どちらも作り置き出来るので、忙しい人や手間をかけたくない人におすすめの作り方でもあります。

 

浸清式

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ピッチャーで抽出した水出しコーヒー

 

 

読み方は「しんししき」または「しんせきしき」と呼びます。

 

名前の通り、コーヒーを水で浸透させてピッチャーで抽出する方法で麦茶を作る感覚に近い作り方です。

個人的には一番お手軽なアイスコーヒーの作り方だと思います。

 

自分でも専用のピッチャーがあれば、メッシュ部分に粉を入れて水で浸し冷蔵庫に入れれば大体6~8時間寝かせて簡単に作れます。

初めからパックに浸すだけのものも売られていて、本当にお茶感覚で作れるモノもあります。

 

容量等を間違えなければ、技術的な部分はなくても作れるので初心者にもおススメです。

 

 

欠点としては、豆から挽く場合に少し時間が掛かる事です。

ピッチャーで作る分1回当たりで使う豆の量も多いので、手挽きミルを使っている方には疲れるかもしれません

家庭用電動ミルでも通常複数回に分けて挽かなければいけません。

 

そして注意点は、抽出時間を忘れがちということです。

 

予定時間以上の抽出は濃くなりすぎたりエグみの出る原因です。衛生面でも良くありません。

6~8時間後ってなかなか覚えてなかったりしますので、スマホでもいいのでタイマーセットがおススメです。

 

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滴下式(点滴式)

 

HARIO (ハリオ) ウォーターコーヒードリッパー・ウッド 水出しコーヒー 2~6杯用 WDW-6マルチ

 

たまに写真のような器具をコーヒー店で見たことありませんか?

このヨーロッパのアンティークを思わせる器具、実はこれが滴下式の器具なんです。

といっても、普通の家にこれを置くのは現実的ではないですよね!?

インテリアにもなりそうですが値段も高いものは10万円以上したりします。

 

ということで簡単に家でも滴下式アイスコーヒーを作れるのがこちらです。

 

iwaki ウォータードリッパー 耐熱ガラス ウォータードリップコーヒーサーバー 440ml K8644-CL1

滴下式の特徴は上のサーバーの水が中間地点のコーヒー粉を浸透してエキスが下のサーバーに落ちる仕組みです。

見ているとポタポタと気の遠くなるような光景ですが、実は浸漬式より1回当たりで作れる量は少なくてもコーヒーとして完成するのは早かったりします

 

この仕組みなので、たとえ予定抽出時間を忘れていても過抽出になる心配はありません。

これは浸漬式にはない良さだと思っています。

 

滴下式は水出しコーヒーということで浸漬式と比較並べていますが、どちらかと言えばドリップでいれる急冷式アイスコーヒーに通じる淹れ方でもあります。

英語ではウォータードリップというくらいです。

 

時間がかかるので先にサーバーに氷を入れて冷やすようなやり方は出来ませんが、氷を入れたグラスにそのまま注いで飲むことも出来ますし、冷蔵庫で一度キンキンに冷やすことも出来ます。

 

一つ欠点は、器具の大きさでしょうか!?

仕組み上、1回で作れる量の割には器具の大きさが比較的大きくなっています。

今のところスマートな器具は販売されていないようなのです。

保管するとき場所をとるのが難点です。

 

ちなみに水出しコーヒーですが水を使った抽出と言うことであって、別にアイスで飲まなくても温めてホットで飲むこともできますよ。

 

 

まとめ

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急冷式アイスコーヒーは今でもアイスコーヒーの代名詞であり、コーヒーの味が好きという方に好まれるようです。

コーヒーのオールドファンや深煎り好きな方は、水出しコーヒーでは物足りないかもしれません。

 

逆に水出しコーヒーは急冷式に比べると苦味が和らぐ分だけコーヒー初心者にも飲みやすくなっています。

浅煎りが好きな方はカフェで提供されるコールドブリューが合うのではないでしょうか。

 

結局どちらも美味しいんです。

 

今回もご覧いただき有難うございました。

 

 

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