無印良品からちょっと珍しい産地のコーヒー豆が発売されています。
そのコーヒー豆の産地はミャンマーです。
このあたりのセレクトはいかにも「無印良品らしいな!」ってつくづく思います。
食品ではありませんが、無印のセーターと言えばヤクの毛を使ったセーターだったりチョイスが他の少し斜め上のところありますね。
ということで、無印良品のミャンマーのコーヒー豆を買ったレビューをしていきます。
目次
気になるミャンマーのコーヒー豆の詳細


ミャンマーの南シャン州は、アヘンの原料となるケシの栽培が盛んな「黄金の三角地帯」に位置する地域です。同州の少数民族にとって、ケシは収入を得るための重要な作物でしたが、近年ミャンマー政府の規制が厳しくなり、ケシの栽培面積は減少しています。その一方で、ケシ以外の収入が乏しいため、多くの農民が困窮しています。
この問題を解決するためにミャンマー政府と国連薬物犯罪事務所(UNODC)が同州でケシからコーヒーへの栽培転換を進めています。無印良品はこの取り組みに共感し、栽培転換された南シャン州のコーヒーを販売することで同州の農業を支援します。
標高1000~1800mの南シャン州で栽培され、手摘みで収穫したコーヒー豆。 味は変わらないのに小粒ではじかれていたものを深煎りし、コクと酸味を生かして仕上げました。
ミャンマーのコーヒー 豆 200g
消費税込 990円
発売日 9月23日
引用元:無印良品ホームページより
ちなみに、こちらのミャンマーのコーヒー豆、実店舗だと大型店中心に一部でしか販売されておりません。
ですが、無印良品のネットストアだと在庫さえあれば通常通り買う事が出来ます。
そしてこのコーヒー豆ですが無印良品では珍しく、ブレンドではなく単一産地のコーヒー豆であるこの商品!?
しかも、産地はミャンマーということもありコーヒー豆の産地としては聞きなれない国で興味を惹かれます。
同じ東南アジアでも、お隣ベトナムはロブスタ種中心ではありますが世界第2位のコーヒー生産地ですけど、ミャンマーは正直コーヒーの産地として知らなかったですねー。
でもコーヒーベルトと呼ばれるコーヒーの栽培に適した緯度にありますし、隣国がコーヒーの生産大国ということからも、なんら不思議ではありません。
その説明にある通り、ミャンマーでは国を挙げてアヘンの原料となるケシからコーヒーの栽培へと移管していっていると言う事で、まさにコーヒー栽培の新興国と言えるでしょう。
これからベトナムやインドネシアのようにアジアを代表するコーヒー産地になる予感がします。
栽培品種等は分かりませんが、説明から分かるのは豆のサイズが小粒なことと、元々持つ味が酸味やコクが特徴と言う事でしょうか!?
ミャンマーのコーヒーを抽出
コーヒー豆はご覧の通り、とても小粒になっています。
丸みがあり、モカを思い出させる大きさや形ですね。
焙煎度合もかなり色が濃くフルシティローストからフレンチローストあたりの深煎りでしょうか。
深煎りだけあって袋から開封後も油分がまだ多く残っていました。
今回はハンドドリップにて
- 使用ドリッパー カリタ ウェーブドリッパー
- コーヒー豆 12g
- お湯の温度 90℃
にて抽出しました。
正直、お湯を注いだ時の膨らみはそれほどではありません。
このあたりの豆の時間経過や鮮度は市販の袋入りコーヒー豆には、ある意味付きもの。
予想の範囲内ではあります。
それでも、深煎りだったので比較的ドリップはやりやすい印象です。
ミャンマーのコーヒー完成です。
深煎りらしくコーヒー色もとても濃くなっていますね。
ミャンマーのコーヒーは美味しいのか?、味は?
香りもいいし味も良い!
深煎りらしい豆の味や苦味もありますが、飲んだ後も口にあまり残らずとても後味がいいです。
そして、口に含んだ後半からは深いコクと甘味が漂います。
深煎りらしくない独特な酸味も感じますね。
深煎りなのに、苦味だけのコーヒーではなく甘みも酸味も感じられる贅沢な味でした。
まとめ
- 深煎りでも酸味を感じる
- 珍しい産地のコーヒー豆を飲みたい
- 値段もリーズナブル
ミャンマーのコーヒー豆は、無印良品の中でも一番おススメしたいコーヒー豆でした。
興味本位で飲んでみた無印良品のミャンマーのコーヒー豆でしたが、予想以上の味でしたね。
それでも、深煎りが好きな方向けのコーヒーだとは思いますし、少し苦手と感じる方はいるかもしれません。
同じ無印良品の深煎り豆ではダークドリップがありますが、コチラを個人的にはやはりおススメしたいです。
今回もご覧いただき有難うございました。